
今日は息子Angelinoアンジェリーノの初登園。
シチリアの家族や友人たちにはもちろんだけど、日本の家族や友人たちにも事前に予告して大騒ぎしてこの日を迎えました。
こんなにつらいことだとは思わなかった。
今年1月にオットとともに市役所へ登録申請に行って(そういうならわし)、初登園が9月15日と決まった。
2週間ほど前に園の様子や先生に挨拶をかねて、会いに行ったとき、9月17日からだときいて、オットと「2日ものびちゃったね。2日もガマンしなきゃ」なんて冗談まじりに話し、事情がほぼわかる本人アンジェリーノも「アシッロ(幼稚園)いく!」とか「アシッロ、いかないよ!」とか、それなりに緊張とか期待とか不安だったりしたみたいだった。
そして、いよいよ迎えた本日。初登園の日。
妹からもきのう電話で「あしたからだね〜。アンジェリーノきっと泣いちゃうよ。お姉ちゃんも泣いちゃうんじゃないの」と言われ、まさか、わたしが泣くわけはないでしょう。待っているのよ、この日を。なあんて思っていたけど。
B&Bには宿泊のお客様あり。従って朝食のシゴトあり。
お客様が友人の友人であることにも甘え、事情を話して早めに朝ごはん。すぐさまわたしは自宅に戻り、初日くらいは、ということでオットのアレッサンドロとともに幼稚園へ、いざ!
幼稚園は歩いて1分もかからないところ。
アンジェリーノは3歩歩いては、うしろをふりむき「マンマア!だっこ!」わたしが「だっこはだめ!アンジェリーノはアシッロもいくもうおっきくなったオトコノコなんだから、だっこはしない!あるいきなさい」というとまた3歩だけトコトコあるく。「トコトコあるくよ」とかいいながら。しかし今度は「パパア!だっこ!」そのくりかえしで、1分のところ5分くらいかかる。
ようやくオットのかたぐるまで幼稚園へ到着。
いるいるいる・・。アンジェリーノみたいなビンビ(子供たち)がたくさん。
入室すると、クラスは12人。
ひとりずつ、先生のところへ呼ばれて説明をうける。
もう泣いているコドモもいる。
アンジェリーノは大好きなおもちゃ(ブロックみたいにいろいろ組み合わせて飛行機とか作るのが大好き。しかも上手。)を見つけ、組み合わせて飛行機とか電車にしてひとりで「ブーン、ブーン」とかいいながら遊んでる。
まずは出だしは順調かな。
オットはB&Bのお客様やダイビングのゲストを迎えに行くべく、すぐさま帰宅。
「あっ!パパー!パパはどこ?」
汗・・
パパはね、すぐくるから。(来やしないのに・・)
ひとりふたりと、子供たちのパパやマンマはかえっていく・・。
そーっと先生に近づき「時間に迎えに来ますから・・」というと「そうね。大丈夫よ。落ち着いてるから」
で・・そーっとドアをあけ、外に出る。
途端・・
マンマァ!ああ・・聞きなれた叫び声。
そのまま出ようかどうしようか迷う。
やっぱり、アンジェリーノが泣いてるのをほっとけない。
すぐに戻ると、涙をポロポロポロポロ流しながらわたしを探してる。
わっわかった、マンマも一緒に遊ぼうね。というと「マンマア!ここに座って」とかいって子供用のイスを自分のそばにおいてる。
うーん、どうしよう。
そうこうするうち、みんなでおやつ。
アンジェリーノをじーーーっとみてる女の子がひとり。
「アンジェリーノ、あの子アンジェリーノと遊びたいんじゃない?名前聞いて、ボクはアンジェリーノだよ、っていってお友達になったら?」というと、ひとこと
「この子、かわいい」だって。
うーん、もうはじまったか、このシチリアーノめ。
で、チャンスをみつけ、今度こそはと外に出る。
ああん、また泣いてる。
それでもわたしは外に出た。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と無理やり自分自身に理由をつけて。
はじめて、アンジェリーノと離れた時間、約1時間。
どうしてるんだろう、泣いてるかなあ、ケロっとして遊んでるかなあ、いや、遊んでいるに違いない。そう自分に言いかせ・・。
1時間後、門を入る。
部屋へ行くと、先生が待ってましたとばかりに「ほら、マンマ、来たわよ。ねえ、ちゃんと来たでしょう。」そういわれて出てきたアンジェリーノの顔は涙だらけ。
「マンマア、マンマ、さがしてた。いっぱい泣いちゃった、アンジェリーノ」
ごめんね、アンジェリーノ。いやでもごめんじゃないぞ。でもゴメン。
それから、1日中、今日のことを反芻しているみたいに、
「アシッロ、ちゃんと行ったねえ」
「アンジェリーノ、泣いちゃったねえ」
「マンマ、さがしてた。」
とか、ブツブツいっている。
アンジェリーノ自身がこんなことばで、反省とか、あしたへの期待とかにちっちゃなカラダでいっぱい考えたり頑張ったりしている。
母も疲れたよ。今、大の字になって寝ています。あしたはどうなるかな。
写真はあしたアップします。
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